(ダイジュウヒモンキョウ)
第十樋門橋の緒言
吉野川と旧吉野川の分流点に大正12年に設置された樋門で現在は人車が通行
出来る併用橋になっておる(県道137号) 当時の樋門を利用している為橋巾が
狭く信号により交互通行となっている この樋門は下流地域の流水量の調節と
河川維持用水と云う大切な役目を担っている
この樋門は立派なゲートと共に横にある水尺小屋も時代の風格を感じさせる
完成当初は日本一の樋門として吉野川の名所となり 多くの見物客が訪れた
今では訪れる人もなく静かに佇んでいる
・ 所在地; 板野郡上板町
第十樋門の全景 手前旧吉野川 右側吉野川 左岸上流側より
時代を感じさせる水尺小屋
第十樋門橋正面
樋門上流側 六連のゲート持つ樋門
樋門下流側 ここから旧吉野川が始まる 手前は魚道
鮎の遡上監視小屋
魚道を遡上する鮎
樋門から旧吉野川への放流
頑丈な樋門扉
水尺小屋横に有る階段目盛と昭和29年洪水痕跡水位
第十樋門橋の地図